仕事

明日も仕事なのにこんな時間までブログ書いてるやつが何を語るんだ。

テーマは説教である。

今現在私のタイムラインでは、社会の受け皿からK点越えで悠々と地面へ滑空してゆくビッグジャンパーのニートが着々と増えつつあるが、彼らに対して仕事のなんたるかを説くような高尚な趣旨はない。
そんな震えた指でこの記事をスクロールする必要はないぞ。

これは仕事が出来る、出来ないの話だ。
結論から言うと、怒れないやつは仕事が出来ない。
たるくは仕事が出来ない側の人間なのでこれから愚痴ろう、という話。

今自分は、某自動車会社でステアリングシステム開発に携わっている。設計職とは名ばかりのマネジメントを主とした業務だ。(技術的な知識教養は無論必須)

マネジメントとは読んで字のまんま、人を動かす業務だ。
別にこれを主としていない業務でも、社会に出ればある程度必須となるスキルだろう。

少し前まで、ファストフード店の厨房裏でバイトに激昂してるフリーターのおっさんを見かけたりすると、

「エネルギー使うとこそこじゃねえだろ」と思うことがままあった。

学校の教師は世界で1番嫌いな人種だが、
「あなた達が静かになるまで3時間かかりました」
みたいなアレに通づるっこんでやる!アレである。

まぁ本当に優秀な奴は、怒りにエネルギーを使うことなく他人をコントロール出来る、とそこそこ本気で思っている時期が自分にもあったわけだ。

だが実際、今マネジメントをやっているとそんな認識は甘々なのだということが骨身に染みてわかる。

マネジメントに立つ人間は舐められたら終わりなのだ。コントロールしようにも動かないやつは動かないのである。(特に身のこなし方を熟知しているベテラン)

こいつらを動かすのに一番簡単なのはヤクザ商法で順を追って逃げられないように言質をとり、最終的にそいつの社会的上位に属する人間を引き合いに出して脅すのが確実で、実際どうにも動かんときはそうする。

でもこいつは踏む手順が多くて実際はクソみたいな工数がかかる上、自分の上司の工数も使うハメになる。
挙句、最終的に自分は舐められたままなので毎回この無駄な工数を割くことになるのである。

その実、キレれるやつは簡単だ。
大仰にキレて、場を荒らし散らかしてハイと言わせたら勝ち。圧倒的に効率が良い。

キレずに同じ効率で人を動かそうとすると、無限の口八丁と妥協点を出して、詐欺まがいの言質の取り方をする必要がある。ハッタリを演じるだけの知識が必要とされるわけだ。

たるくはどっちもできない。
そんな口八丁を小手先の知識で披露する技能は当然なく。オフ会で会った方や、私のリアルの素性をよく知る人間はわかるだろうがキレる人種じゃないのである。むしろ下北でオフ会の街合わせをしている15分間の間に、4回以上写真をお願いされるレベルの好青年である。(心はイケメンでございます)


まぁ正確にはキレるが、その時にはノーモーションで拳を叩き込んでいるタイプだ。
それかあまりにも遠回しな言い方をし過ぎて、無駄に暗号めいた皮肉をスパッと言い切るだけである。
オタクが殺傷事件を起こしたときに、近所の住人からそんなことをするような子じゃ、と言われる案件である。

当然社会的常識とシャバへの未練はそれなりにあるので、そんな危険人物に豹変することはないのだが。

そもそも反抗期で親にキレたことすらない真性のガンジーなのである。(べつにファミコンではない)

そんな性格が仕事以外で事態を悪化させた例が、私の飼っているかめおである。
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どんな動物でも、それなりの知能がある獣には躾けのために怒ってやる必要がある。
甘やかした結果、完全なるデブと化してしまった。
挙句フォルムが可愛いとさえ若干思ってしまっている。

いや正直かめおはどうでもいい。お前は5年くらいしか寿命がないんだから、そのままデブとしてなんのストレスもなく生き続けろ。

問題は付き合っている彼女である。
こっちの堕落が深刻だった。

付き合っている彼女は年下で、就職先も決まっている。が、今現在ほぼヒモ化している。
ヒモっていうか、この先本気で付き合うことを考えたら、そりゃ将来的に養わなきゃならん対象ではある。

だがここ最近に至っては、人間として最低限やっていることすら放棄しつつあり、完全にたるくがお世話をしなければならない状況に陥っている。(女性であるためあまり直接的な表現を避けるべく、詳細はキャス等で酒が入ったときに言う)

社会人になって外食が増えたので、手作り料理が食べたいですとLINEで依頼したことがあった。
そのとき出てきた料理が、あのベビースターに中華丼の餡かけたみたいなやつ(名前わすれた)だったのだが、人智を越えた量のお酢を入れており、無限にえづいた末、生まれて初めて人の出した飯を残してしまったのである。(たるくはトマト以外に食えないものはない)

以来私が自炊をするようになり、ちゃっかり彼女もたまに寄ってはそれを食うだけとなり、私に育てられる観葉植物のようなポジションと化してしまった。

自分が結婚相手に求める条件は、美味しいご飯を毎日出してくれる子です。どんなにデブでブスでも構いません。デスでも構いません。ケチでも性悪でも。
メンヘラは嫌です。

完全なる堕落化と壊滅的な味覚障害が合わさり、ブログで風俗ルポを書くぞと血迷った結果、本厚木の風俗サイトを脳内で熟知し、軽く頭痛がしたところでこれは鬱なのではないか、と少し悲しくなりました。

この現状を変える神の一手、それは"怒り"だ。
tarutarukuはピエロの面を捨てて、邪智暴虐の王に激怒する今井メロスにならねばならんのだ。

意外と深刻な悩み


お し り